ゴッドファーザー( The Godfather)
たびたびお休みするようになってすみません。
もはや説明のいらない名画。
ファミリーを中心に話が進むので、必然的に食卓シーンも多い。
先週「悪の法則」を観て余韻が続き、
なんとなくゴッドファーザーを観たくなって。
悪の組織を扱う映画とあってはゴッドファーザーを意識せざるをえないだろうし、
深読みかもしれないがところどことにオマージュ的なメッセージを感じられた。
例えば、スペイン語は翻訳しない所。
(ゴッドファーザーではイタリア語はすべては翻訳されない)
先日王様のブランチで「悪の法則」は女性に人気という話題があったらしく、
なぜかな、と考えてみたら、
男のバイブルと言えるゴッドファーザーでは、
女性は悪とはほど遠い存在として描かれているんだけど、
悪の法則ではキャメロン演ずる女性マルキアが悪そのものであって、
そこが女性に響く部分があり逆に男性には受け入れ難いのかなあと感じる。
ゴッドファーザーではマフィアが薬物を扱い始めることで、
いざこざが起こることから物語が転がりはじめる。
悪の法則はその後、現在の麻薬犯罪と組織についての話だ。
ゴッドファーザーの食卓シーンは数多いけど、
中でも一番印象的なのは一番下の画像、
シチリア、逃亡先での食卓シーン。
なんとなく主人公のマイケルの生来の孤独をかいまみるシーン。